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ドラムスティックをつかってみよう

Pearl101HC
楽器屋さんにいくと、ものすごい数のスティックが販売されています。
どれを選んでよいかわからないのが当然です。
そういう方は、上のパール楽器の110HC、というモデルを選んでください。
非常にバランスの良いスティックです。
900円~1100円ぐらいでしょう。

110HCがなかった場合は細すぎず、軽すぎないもの、また重すぎないもの
長すぎないものを選んでください。
ミュージシャンの名前がついているミュージシャンモデルもありますので
好きなミュージシャンのモデルにしても良いでしょう。

◆名称
Stick名称 
木の材質と先端部分(チップといいます)のカタチ、長さ、太さ、
で変わってきます。

◎材質
◆ヒッコリー
最もポピュラーな素材でドラムスティックの大半をヒッコリーが占めています。
適度な硬さ、重量でコントロールしやすい素材です。

◆オーク
最も堅く、質量があります。そのため耐久性が高い面もありますが、
音はヒッコリーよりも丸く湿った感じがします。

◆メイプル
軽量でライドシンバルを叩いたときのサウンドに独特の響きをもちます。
軽いスティックは初めてスティックを使う人にはお勧めしません。
コントロールしづらい面があります。

◎先端部分(チップ)
Woodチップ  ◆ウッドチップ
一般的です。
Ntlonチップ  ◆ナイロンチップ
アタックが丸くなります。
◆ブラシ
ブラシ このようにブラシのような形のものもあります。
主にバラード曲で使いますが、テンポの速い曲でも
使うことがあります。
独自の演奏法なのでスティックの次にチャレンジしましょう。

ドラムスティックの持ち方(グリップ)

持ち方の方法(グリップ)は2種類あります。
マッチドグリップとレギュラーグリップと呼ばれる2種類です。
ジャズを演奏する場合、レギュラーグリップをとる場合が多いです。

◆マッチドグリップ(右手)
右手マッチド  親指と人差し指の2本の指で、ステイックの下から3分の1ほどのところを、
親指の爪の反対側、親指のハラと
人差し指の第一間接と第二関節の間で
はさみます。

右手マッチド2  そして薬指、中指、小指を軽く添える感じで支えます。
握ってはいけません。

あくまでもスティックは親指と人差し指でホールドする。
ということです。




◎マッチドグリップは左手も右手と同じように持ちます。
両手マッチド 右手は親指を上に向けてください。
左手は手の甲を上に向けてください。
右手は手の甲を上にするよりも親指を上にした方が
シンバルレガートが楽です。

◆レギュラーグリップ
レギュラーグリップは右手と左手の持ち方が異なります。

◎右手(マッチドグリップと同じです。)
マッチド 薬指、中指、小指を軽く添える感じで支えます。
握ってはいけません。
大切なことは親指と人差し指でホールドする。ということです。

◎左手
左手レギュラー2 親指の付け根にスティックを押し当てて、薬指の第一関節と
第二関節の間、真ん中部分にスティックを乗せます。
この時、スティックの甲側は2cmほど突きでているぐらいがよいです。
左手レギュラー3 上から人差し指と中指で包み込むように添えます。
人差し指と中指の第一関節がスティックにあたっていることが大事です。
この状態ですと、親指の付け根と薬指でスティックをホールドし、
人差し指と中指でスティックを握ることでコントロールすることができます。


モダンジャズを演奏するのであればレギュラーグリップの方を
お勧めします。

ロックドラマーがマッチドグリップを使うのは、
ドラムセットが大型になる場合が多いという理由があります。
SimonSet Simon PhillipsのTOTOでのセッティングです。
こうなると、マッチドグリップでなければ、無理な姿勢に
なってしまいます。
届かなくなることもあるでしょう。


そしてパワー感あるアタックの強い大きな音で演奏する
必要があるからです。
RockDrSet ハードロックによくみられるセッティングです。
低い音域を補強する意味で
フロアタムがひとつ増えています。

音楽性は8ビート主体のシンプルなハードロックなので
ジャズのような細かいスネアプレーはありません。
重たいバックビートが重要な音楽です。
レギュラーグリップは左手で細かく表情豊かに演奏するのに適しています。
マッチドグリップではできない、というわけではありません。

私はポップス、ロックを演奏する場合はマッチドで、
ジャズを演奏する場合はレギュラーで、と変えていますが、
もともと最初はレギュラーで始めたので、
抵抗感が少ないのかもしれません。

マッチドではじめた人がレギュラーに抵抗感があるのは
理解できます。

しかしながら

ドラムはスポーツと同じように筋肉と関節を使って演奏する楽器です。
理にかなった動き、というのはドラムを演奏するにあたっての
ひとつの重要な視点です。
その視点をもつことも、早く演奏に慣れる秘訣なのだと
思います。

どうであれ、スティックコントロールでは、左手も右手も、
手首と、てのひらの筋肉を多用する
ということが大切なことです。